2/29
ホテルではNHK WorldかKMTVをずっと見ていた。アムノレとフィエスタを繰り返し聴いていた。愛の不時着のOSTを聴きすぎて日本に帰ったらすぐ観ようと決意した。帰国3日で見終わった。
3日目はアユタヤのツアーを申し込んでいたので朝から移動。7:10にチットロムへ向かい10人乗りのワゴン車でアユタヤへ出発。朝ごはんは昨日MBKセンターのパン屋で購入し車内で食べる。メンバーは私と母親以外に同世代の若い女の子2人が2組と若いご夫婦とおじさん2人。全員2人組。
一時間ほどでアユタヤに到着。みんな寝てたけど乗り物酔いが酷い私はガタガタがすごすぎて寝れない。ちなみにアユタヤで行った寺院の名前何も思い出せない。最初に行った寺院。日本語ガイドさんからのお話が聞ける。アユタヤ時代にミャンマーからの侵攻に勝った際に「大勝利寺」という名前がつけられた寺院らしい。第二次世界大戦中にアユタヤに逃げてきた僧侶が見つけて復元したと。いろんな人の努力で歴史が残されているんだね。
一番大きい塔には登れたけど相変わらず階段が急勾配。死ぬて。
日本語ガイドのおばちゃんのおもんなギャグに女の子たちが早くも飽き始めているのを横目に次の場所へ。象に乗ります。昨年インドネシアで乗って以来の象。インドネシアと同じく象の上に椅子のようなものが置かれ2人で乗るスタイルでした。象使いのお兄ちゃんがちょっとだけ日本語喋れる。商売人だね。チップを渡して下車する。
次に向かったのが壮大な寺院。タイにはとにかく野生のリスが多かったけどここはネズミが多かった。幼少期ネズミに家中ボロボロにされた過去がある私と母親は多少引き気味です。さっき見た寺院とほぼ変わらない遺跡。カンボジア感あるね。
アユタヤツアー最後に訪れたのがおそらくガイドブックで一番大きく掲載されている。木の根に巻かれた仏像の頭。この寺院とても広いのだが塔は倒壊しているし仏像の頭は大体なくなっているし30年ほど前までは全く人気がなかったとのこと。そんな時にNASAの人工衛星がこの寺院でまだ盗掘されていなかった宝が眠っていることを見つけ再調査を行い、この木の根元の仏像も見つかり今ではアユタヤツアーに欠かせない観光地となっているらしい。人が多い。
ツアーを終えてバンコクに帰る。まだ昼の13時前。とりあえずチットロム周辺で昼ごはんを食べようとアマリンプラザのフードコートへ。セントラルなんたらが検索で出てくるけど高級らしい。アマリンプラザはかなり現地寄りのこじんまりとしたショッピングモールだがフードコートは二つのエリアに分かれているほど広かった。昨晩食べたトムヤムクンが美味しかったためここではトムヤムクンヌードルを食べる。そろそろチャージ制にも慣れてきた。卵の半熟加減が神。昨日よりちょっと酸っぱいスープ。これはこれでアリ。鶏皮揚げたやつみたいなのが美味い。
夕方までやることがなくなったのでタイ古式マッサージでも受けに行くか！とサイアム駅周辺のマッサージ店が密集した通りへ徒歩で向かう。正直足が限界だった。確か1時間200Bだった気がする。カードが使える店を選び受付でタイ古式マッサージを注文。フットマッサージ中の人々の視線を浴びつつ二階へ向かい母親とそれぞれ個室に入る。施術師のおばちゃんは日本語通じないけど英語なら大丈夫。服を着替え足からマッサージを受ける。タイ古式マッサージは台湾式などと違い痛さが伴わないため揉み返しとかもなさそう。痛くなかったけど体触られるとくすぐったくて死んじゃうタイプなので何回もデカイ声出かけたし、顔歪めてたらおばちゃんめちゃ笑ってた。許す。
ラチャダー鉄道市場が開くまで暇なのでアソーク駅へ電車で向かいターミナル21へ。そう、私たちはショッピングセンターが好きで好きでたまらないのである。ターミナル21は空港がモチーフとなったショッピングセンターで、各階が色々な国をテーマとして装飾がされている。日本エリアで無限に山手線の駅名が羅列されてて笑った。田町の地味さ。
ラチャダーへ向かいます。駅から近いのにクソ迷った。着いたのが18時くらいでまだ明るいので雑貨などを見ることに。とにかく広いからどこの道を通ってどこの道を通っていないのかわからなくなる。
ちょっとお腹がすいてきたのでバーでも行ってみるかということで客ゼロの二階建てバーへ。母親は私が成人して酒を飲めるようになったのが嬉しいようだ。カクテルを頼んだら事件が起きる。なんだよこれ。凍ってるし馬鹿みたいにデカイ。ほぼかき氷のブルーハワイだった。上の色とりどりナタデココが美味しい。ここで一休みしてたらすっかり夜が更けてきた。
この後も家庭教師先の子へのお土産やとにかくくだらないお土産をたくさん見てやることがなくなる。本当はここでご飯も食べたかったけどお腹が空くわけもなく。巨大かき氷食ったばっかだし。ということでラチャダー鉄道市場の1番の目的でもある上からの夜景を目指すことに。隣接するショッピングセンターの駐車場の5階あたりから綺麗に見えるとのことで日本だったら絶対そのショッピングセンターからクレーム来るだろと思うのだが、駐車場整理のおじさんが「お前らも夜景見にきたんだろ！あっちだぞ！」という感じで案内してくれたので安心した。人がいっぱいきてくれるしいいのかもね。ここは日本人だらけ。すごい綺麗！結構感動した。
ホテルに帰っている途中にお腹が空いてきたのでナショナルスタジアムの駅で売っていたケバブを買う。ホテルに帰って貪り食べた。このケバブも美味しかったな。タイ関係なし。
3/1
最終日。この日の目的はまずワットパクナムなのでサイアム周辺のカフェで朝ごはんを食べる。日曜日なのに朝からカフェは席がないくらい混んでいた。みんな勉強してる。ブルーベリーマフィン的なの。
ワットパクナムまでもポーに行ったときと同じ電車で行けるが駅からが10分くらいある。しかもなぜか途中で学校の休み時間とぶつかりタイの中学生軍団に巻き込まれてしまう。タイの男子学生服は半ズボンがあるようでみんな半ズボン履いてて可愛い。リアルNCT DREAMかよ。逆に女の子はスカートが日本より長い。
炎天下を歩き続けてワットパクナムへ。とりあえず有名なあれを目指す。この緑の天井だがここ10年ほどで作られたようで全体的に新しい感じが漂っていた。だから何というわけではないけど。日本人が頑張って記念撮影しようと必死で哀れだったしちょっと冷めた。いやワットパクナムに罪はない！！！
本堂も見たけどなんかワットパクナムに冷めたので、パクナムの上から見えた変な寺院まで感覚で歩いてみることに。感覚で歩いてみたら徒歩3分くらいでいけた。名前もわからない謎寺院。謎の動物。謎。怖い。お祈りをしている方がたくさんいて結構賑わってる。
この寺院を後にして先ほどのワットパクナムの最寄駅ではないBTSの駅を目指します。ここがめちゃくちゃ遠かった。15分くらい？あとで母親に「タクシー乗りたいって言いなよ〜」と謎に怒られたのでキレた。行きすがら飲み物屋さんがあったので買ってみる。メニューが多すぎた。右が私が頼んだパッションフルーツソーダで左が母親が頼んだアップルソーダ。タイあるある量が多い。そして激甘かったけど最後の方は氷が溶けて薄くなってたから間をとっているのかもしれないという結論になった。
サイアムに着いてサイアムスクエアのフードコートへ。すごく綺麗でおしゃれな感じだった。ここもチャージ制。ガパオライスを食べたけど日本で食べても大差なさそうだった。てか和食を食べてる時は全く思わないけどジャスミンライスめちゃくちゃ美味しいよね。やっぱりタイ料理の味にはジャスミンライスが合うんだろうな。
飛行機は午前1時近いのでやることがない最終日。一旦MBKで買い損ねたお土産を買う。足が疲れたのでまたしてもフードコートで何かしょっぱいものはないかと探して揚げた魚のすり身ボールを食べる。すごい美味しかったけどこの上のソースが辛い。あんまり辛くなさそうなものが辛いタイ。ちょうどチャージのお金使いきったらお店のお姉さんが破棄してくれた。そうなんだ。そうだな。
この後はタイ芸術文化センターで展示を観ようとしてショッピングバッグ？がダメと追い返されトートバッグを買った後、ジムトンプソンの家に。ホテルからすごく近くて気になってたけど行く時間があってよかった。確か1人200Bくらいだったけど22歳以下は150Bくらいで入れた。ジムトンプソンはアメリカ人建築家で太平洋戦争の際に米軍でタイへの入国を狙っていた際に終戦し、そのまま入ったタイを気に入りそこで暮らし始めたそう。その後はタイで養蚕業を行なっていたと。マレーシアで行方不明になって以来見つかっていないそうで、友人達が
中心となって彼の家を保存し公開するようになったと。
入場すると従業員が15人くらいいる受付のようなところに連れて行かれ急に日本語で「17時からガイドを始めますのでこの近くでお待ちください」と言われてビビる。ビビりすぎてほぼ何も聞き取れなかった。17時まで20分ほど待つとお姉さんが私たちの元へやってきてガイドをしてくれるとのこと。ちなみに私たちの他にも客がたくさんいたが他の人々は10人くらいずつ英語やフランス語のガイドに連れて行かれていき、日本人は私たちだけ。専属ガイド！？超高待遇。
中の写真は撮れなかったが外からは撮ってもいいとの事。日本人なんてほぼ来ないだろうに（客層はほぼ欧米系）ちゃんと日本語ガイドを用意していてすごい。今の時期は来ないだろうけど中国語ガイドもあるらしい。写真じゃ伝わりにくいけど本当に良いところだった〜
さて、晩御飯は久しぶりに登場するMBK6階のスルタンです。300B以上食べたら水一本あげるキャンペーンを英語で説明してくれるんだけど、意味がわからなすぎて10回くらい聞き返してしまった。また感じの良いお姉さんがいる。この日はカレーとカレー炒めを食べてカレーだらけになった。結構薬草効いてて本格的だった。この手羽先揚げみたいなのはまずいわけがない味がした。
さぁ〜ホテルに帰って預かり荷物を取りに行きます。今回泊まったダラヤブティックホテル、新しくて綺麗だしスタッフもみんな好印象だし英語上手いしドアマンのお兄さんで日本語わかる人いたし良かった。タクシーを呼んでもらってドンムアンへ！さらばバンコク！
無計画で毎日ホテルで次の日の予定決めてたけどモデルコース通りに上手くいって良かった。コロナウイルスで大変な時期なのとPM2.5の影響でマスクしてる人が多かった。ショッピングモールや駅でもサーモグラフィーでチェックがあったり消毒ジェルがあったり検温あったりなど。今年で父親の中国駐在が終了なので最後に行きたかったけど無理そうなのでギリギリ海外旅行ができて良かった。またバンコクじゃなくてもチェンマイとかプーケットとか来たら楽しそう。
